[ No.20 ] テニスエルボー 7  

・・・ステージ2(特定部位に痛感あり)・・・

 フォアハンド・バックハンド・サーブ・ヴォレーなど各ショットは使われる主たる筋肉の部位が微妙に異なるために、実際にテニスエルボーになった時には、痛点の位置も差異が生じます。フォアハンドでは殆ど肘に痛みを感じなくても、バックハンド系に限り、針で刺すような特定の痛点を感じるのはその一例でしょう。

 今回はこの重症化の一歩手前の段階から、テニスをしながらゆっくりと治してゆくためには、どのようなテニスライフをおくる事が必要なのかを提案してみたいと思います。当然この「テニスエルボー」の章の第1回目から紹介してきた事項も総て厳守しなければなりません。


【道具(ラケット・ストリングス)】
・可能な限りフェイス面積が広く、最軽量のラケットにする
・ストリングスはマルチフィラメント(できればナチュラルガット)にし、
40ポンド前後で張る

【打ち方】
・ゆっくりと大きなスウィング、スピン系は打たない
・打点を遠くにとる(近いとバイブレーションが強くなる)
・腕の振りでなく、ボディーターンで打つ
・グリップはストロークの全過程で強く持つことは厳禁(特にインパクト時)

【プレー前の諸注意】
・腕や肘、手首を中心に十分なストレッチ
・キネシオテープやエルボーバンドなどを正しく装着
・試合は出来るだけ避け、長時間プレーしないと心に決める

【プレー後の諸注意】
・すぐに氷嚢などで肘を20分程度冷却
・お風呂上がりなどにバンテリンなどを塗布して、よくマッサージ
・明日のテニスはどうするかは、自分の肘とよく相談して冷静に考慮する