[ No.19 ] テニスエルボー 6  

・・・ステージ1(肘に感あり)・・・

 今回からはテニスエルボーを症状の度合い別にみて、3つのステージ(軽・中・重症)に分類し、各度合による原因の究明、ケアの仕方・テニスへの取り組みかたなどを考察してみたいと思います。

【 ステージ1(軽度) 】

 通常、テニスラケットのストリングスにはボールの衝突時において、1平方cmあたり数百kg以上の圧力がかかります。この衝突エネルギーを人間の腕が支えるわけですから、そういう意味においてはテニスエルボーはテニスをしている以上は必ず通る道と言えます。しかしながら、週1度のテニススクールレッスン程度ではテニスエルボーになる人はあまりいません。大体は数日間の休養で疲労は回復すると思われます。問題は腕にかかった負担を休める事なく、連続的にプレーする事がテニスエルボーの基本原因と成ります。その疲労の残滓が結局は「肘に感あり」になるのです。
これはまだ痛みとしては認識しがたい感覚ですが、肘の特定の部位に
「それ」を感じる事があります。これがテニスエルボーの萌芽なのです。この事は非常に重要な「サイン」ですので、見逃す事の無いようにしなければなりません。

<< 基本原因 >>

 既述したようにフォームや打点、ラケットとストリングス、待機姿勢などが問題なのであり、それらが複合的に重なり合い、肘に長い間蓄積されていくものと思われます。

<< ケアの仕方 >>

・既述してきた療法を厳守すること
・腕を休ませましょう

<< 今後のテニスへの取り組みかた >>

 「肘に感あり」はテニスエルボーへの萌芽なのです。この事を看過すると、次のステージ2(特定のショットで痛感あり)に直結します。冷静に原因が何かを考え、担当コーチのアドバイスを受けることをお勧めします。