[ No.15 ] 格言 その15  

テニスエルボーの基本的原因と療法2

《 フォームと打点 》

 フォームと打点はコインの裏と表の関係に似ています。フォームが悪ければ打点も安定せず、打点がまちまちならばフォームに問題が有るかもしれない。しかしながらテニスエルバーに直接起因するのは打点の問題であり、その打点を作り出しているのがフォームとなります。打点が後ろでスウィートエリアよりも手前(ボールに近すぎ)であることは、致命的な事と言えます。

   打点が後ろ・・・ボールを飛ばすのに力が有効に伝わらない
   打点が近い・・・インパクト時のラケットに伝わる振動が消えにくい

 スウィートエリアより5cm先端よりと5cm手元よりのところでボールをストリングス面でバウンドさせてみて下さい。振動の違いが理解出来ます。


 以下は間違った打点を作り出している誤ったフォームといえます。

・テイクバックが遅く、打点が後ろ。
・フォワードスウィングの際に腰と肩が回らず、いわゆる手打ちになり打点が遅れている。又は打点に身体が近寄り過ぎている。
・逆に打点に近すぎてしまう為に、フォームが手打ちになっている。
・打球時に頭が動いてしまう為、ラケットのスウィートエリアを外してしまう。(ヘッドアップの問題)
・打球時に全くボールを見ていない。

《 対処療法 》

 テニスの美しいフォームとは、下半身の関節群から上半身の関節群へのドミノ的連続回転運動を意味しています。この運動連鎖をともなったフォームとそれに合った打点(前よりであり、尚かつスウィートエリアより5cm遠い)を練習で会得するのみなのです。